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マイコプラズマ肺炎は妊婦にも!胎児に影響は出る?

マイコプラズマ肺炎は、主に小児から青年期の人がかかりますが、大人もかかることがあります。妊娠中なのにマイコプラズマに感染してしまいショックを受ける女性
大人がかかると重症化することが多いと言われており、特に妊婦さんの場合は注意が必要です。
現在、マイコプラズマの病原体自体が胎児に感染したり成長に影響をおよぼすことは確認されていません。
もしもかかってしまった場合として確認するべきことは妊娠期間が今どれくらいかです。
妊娠期間の中で初期と後期は特に気をつけないといけないです。
マイコプラズマの治療に使う薬には大きく分けて細菌を殺す作用のある抗生物質と、症状を抑える解熱剤や鎮咳剤などの薬があります。
このうちの抗生物質は、通常マクロライド系と呼ばれる種類のものを使います。
これは妊娠中に使っても比較的安全性が高いと言われている薬なのですが、近年このマクロライド系に耐性を持つ菌が増えています。
代わりに使われるのがテトラサイクリン系やニューキノロン系と呼ばれる種類です。
これらの種類の抗生物質は妊娠中に使うと胎児に奇形を起こす危険性があり、基本的に妊婦への使用は推奨されていません。
特に胎児の体の基礎的な部分が形作られる妊娠初期(~10週程度まで)においてはリスクが高いとされています。
更に、テトラサイクリン系は妊娠中期以降に使うと歯が黄色く着色される歯牙着色という副作用を起こすこともある為です。
また、熱を下げるための解熱剤(消炎鎮痛剤)は血管を収縮させるため、胎児の血圧が上がる等の副作用が出る場合があります。
ただし、上述の通り大人がかかると重症化することもあるため、これらの薬をやむなく使うこともありえます。
服用する治療薬は担当医とよく相談した上で決めるようにしましょう。
一方、妊娠後期にマイコプラズマ肺炎に感染した場合、その症状が問題となります。
高熱と激しい咳が子宮に刺激を与え、子宮収縮や前期破水(陣痛を伴わない破水)を起こす可能性があるからです。
まだ臨月を迎えていない時期にこのような状態となると、早産や胎児の合併症を引き起こす危険性があります。
いずれにしても早期の診断が鍵となってくるので、高熱を伴う激しい咳という症状が出た場合は早めに呼吸器科等の専門医を受診するようにしてください。
また、マイコプラズマ肺炎は人から人にも感染する病気ですので、家族が感染した場合には妊婦さんはなるべく接触しないようにするなどの対策も必要です。

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